パートナー企業との連携
COLLABORATION WITH PARTNER COMPANIES
強固なパートナーシップで
安全と品質の向上を目指す
高品質な低温物流ネットワークを実現するためには、輸配送や倉庫内作業、冷力保持など、多くの企業との連携が欠かせません。
当社は組織的なパートナーシップを構築し、安全及び品質の向上を目指した活動、労務負荷軽減のための業務効率化など、
物流を取り巻く課題に共に取り組んでいます。


ロジネット協力会
ロジネット協力会は、ロジネット及びニチレイロジグループ国内地域各社の輸配送事業を支える運送会社を中心に組織された任意団体です。
1987年に27社で発足し、事業の発展とともに規模を拡大、2025年6月現在では一般会員99社、賛助会員27社、合計126社が所属しています。
ロジネットの自社基準で統一された低温物流サービスを全国でご提供しながら、輸配送における安全と品質の向上を目指して活動しています。
業務レベル・意識向上への取り組み
ドライバーコンテスト全国大会
商品のお預かりからお届けまで一貫して品質を守り、食の安全・安心を実現し続けていくためには、商品やお客様と直に接するドライバーの教育と、日頃の乗務に対する意識の向上が欠かせません。
ロジネット協力会ではこれらを実現するため、ドライバーコンテスト全国大会を開催しています。
全国6つの支部に分かれ、各支部の予選会で上位の成績を収めた代表選手が一堂に会し、日頃培った点検技能と学科知識をロジネットの統一基準に基いて競い合います。
ロジネットは、こうした取り組みを通じて不可欠のパートナーである運送会社と互いに切磋琢磨しながら、物流品質の更なる向上を目指していきます。


品質向上への取り組み
安全品質研修
物流センター構内での積み込み作業時、乗務運行時、配送納品先での荷下ろし作業時などには、人身事故や商品事故につながりかねないインシデントが潜在しています。
当社では、乗務員の安全とお客様の財産である商品を守るため、人身事故及び商品事故の撲滅を目指して、定期的に安全品質研修を実施しています。
今後も安全・品質のさらなる向上に取り組んでいきます。
モチベーション向上への取り組み
表彰制度
日々の正確な運行、安全や品質への取り組み、適切な商品の取り扱いなど様々な指標で評価し、年1回、高品質な輸配送サービスを実現した企業を選出しています。
選出された企業には、その努力とロジネット輸配送事業への貢献に敬意を表して、ロジネットが表彰しています。
その他の取り組み
時事テーマの理解や専門知識の習得
経営者及び管理者研修
労務課題や社会問題についての議論、対人スキルなどの学習
乗務員研修
車載冷凍機、タイヤチェーンや車輪止めの正しい活用などの学習
物流オペレーション会社
入荷から出荷まで物流センターの多岐にわたる作業において、安全と品質を両立することが重要です。
当社は豊富な実績を持つグループ物流オペレーション会社や信頼のおけるアライアンス企業に業務を委託し、相互連携を強化しながら、高品質な総合物流サービスを実現しています。
業務レベル・意識向上への取り組み①
安全品質研修センター
当社は、現場オペレーションにおける安全と品質のさらなる向上を目的として、グループ物流オペレーション会社の中に安全品質研修センターを設置しています。
安全品質研修センターには、冷蔵倉庫内や荷捌室、トラックバース周辺でのオペレーションを実作業としてシミュレーションできる設備を設置し、フォークリフト運転操作技能や車両点検、危険予知、危険行為の体感訓練など、安全な作業について幅広い教習を行っています。
また、教習室を設け、フォークリフトのドライブレコーダー映像の解析、VR(仮想現実)コンテンツなどのデジタル技術を活用した研修を導入し、過去に発生した事故の再発防止のための研修も行っています。
今後も当社は、安全かつ高品質な物流サービスの提供を通して、お客様のサプライチェーンを支える持続可能な物流の実現に取り組んでいきます。
※詳しくはこちらを参照


業務レベル・意識向上への取り組み②
全国フォークリフト運転競技会
当社をはじめ、ニチレイロジグループの活動の原点である「安全第一」を体現するため、倉庫内作業における安全性と品質向上を目的として、当社は2007年からフォークリフト運転競技大会を開催、ニチレイロジグループ本社は2017年から全国大会を開催しています。
全国大会では当社の他、ニチレイロジグループ地域会社7社、グループ物流ネットワーク会社、グループ物流オペレーション会社6社、アライアンス企業3社が参加し、応援者を含め130名が見守る中、各地区の予選を勝ち抜いた選手12名がフォークリフト運転技能を競いました。(参加人数は2025年大会のもの)
審査はフォークリフト運転技能を中心に実施しますが、服装や挨拶、指さし呼称などのCS(顧客満足)面、会場に設置された模擬コースでの運転技能面、フォークリフトや安全に関する知識面で審査され、総合成績により順位を決定します。
これからもお客様満足、安全、品質の向上に一層尽力いたします。

エンジニアリング会社
商品を高品質で消費者のもとへお届けするためには、冷凍・冷蔵の能力保持が不可欠です。
当社をはじめ、ニチレイロジグループ各社の冷力保持は、グループのエンジニアリング会社「ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリング」の技術力に支えられています。
ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリングは1956年に冷凍設備設計施工会社として創業し、1961年にニチレイの100%子会社化、2007年にニチレイロジグループのエンジニアリング会社となった総合低温物流エンジニアリング会社です。
物流センターの企画開発、冷凍設備の設計施工、運用管理までトータルで担い、ニチレイロジグループの事業を縁の下で支えています。
※詳しくはこちらを参照